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Channel: Stoneknife Navi
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尖頭器づくり

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尖頭器には、原石を直接打ち欠いてつくったものと、
剥片からつくったものの二通りがある。
しかし、両面加工の完成品の場合、
そのどちらかを判別することは、まず出来ない。
また、剥片には背面と腹面があるが、
これも、両面加工の完成品では判別できない。
いずれも、その材料の大きさを最大限に利用する。
はじめに平面の加工を行う。
平面の中心線は、材料の縦の中心線上または対角線上に置く。
加工も、その材料の全長を損なわない様に気をつける。
次に断面の加工、即ち両側面の剥離。
断面はレンズ状、出来るだけ薄く仕上げる。
側面の剥離は、用心して平面の最大幅から進める。


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