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Channel: Stoneknife Navi
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打撃ガイド

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石器づくりの基本中の基本、割れ円錐の理解。
打点は割れ円錐の頂点、割れは割れ円錐の外周斜面。
割れ円錐は、水平面上の打点の直下に発生する。
頂角はおよそ120度、つまり傾斜角はおよそ60度。
割れ斜面は剥片の腹面に相当する。
打点の大小、打撃圧の強弱により円錐の大きさが変わる。
大きな剥片を得ようとすることは、
大きな割れ円錐をつくることに他ならない。
打撃は想定剥離面に対し、およそ60度で行えば良い。
この打撃角を求めるのに、直角三角定規で簡単なガイド。
想定剥離面(線)の延長に定規の斜辺を合わせると、
60度角の対辺が打撃方向を示し、
斜辺と対辺の角(かど)の接するところが打点となる。


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